田原館長は九州宮崎県出身で,幼少のころから日に剣道漬の少年期を過ごされたそうです。成人してからは武道専門学校,自衛隊で剣道の技術と理論,指導法に磨きをかけ,沼田市に居を移してからは,都道府県対抗等で実績を残すとともに,高校指導で地元女子高校を関東大会優勝に導くなど,指導での実績も豊富です。
現在では地元剣道の充実を目標に,「沼田剣桜会道場」で剣道界全ての基礎である少年剣道の指導にたずさわっています。 全国に田原館長と志を同じくする道場との親交があり,沼田剣桜会道場,田原館長の知名度は,全国的なものです。
沼田剣桜会道場の卒業生は,青森から九州まで全国で活躍しており,高校選抜,インターハイ覇者も輩出しています。
剣桜会道場の稽古で最も重視しているのは基本です。「基本の上に応用・実戦があり,実戦の技を使うために,より洗練された基本がある。」 それは,そのまま審査に向けた稽古でもあります。
これから,少しずつ,沼田剣桜会道場の,田原先生の稽古をお伝えしたいと思います。
「沼田剣桜会道場の稽古」pdf版(A412p)を作成しました。NEW!
打突の機会には,「許さぬところ」として<起こりがしら><受け止めたところ><技の尽きたところ>と言われますが,激しい動きの中で瞬間的に訪れる「機会」を確実に打突することは簡単ではありません。
そのために,基本の足さばき,竹刀さばきが重要になってきます。足から竹刀まで,体の各部位を正確に使うことで,理想的な一拍子の打突が完成します。その効果は,試合結果のとおりです。
「剣道の理合いを知り尽くした合理的な稽古」 それが,田原館長の指導です。
詳しくは「沼田剣桜会道場の稽古」をご覧ください。
六段・七段の審査では,「自分が切られることなく相手を倒せる」技術を審査しているのだと理解しています。 そのためには,「打たれずに打てる」根拠が必要で,それが「理合」なのだと思います。 だから,出会いがしらで当たったとしても「合格」はもらえないのだそうです。 立ち会いの理合いを正しく理解して,実践することが,合格にへの必要条件のようです。
少年剣道で数々の実績をあげている田原館長,でもそれ以上に素晴らしいのは「大人への指導」です。剣道の理合を追求した指導,稽古は定評があり,審査にも直結しています。その一端を少しずつご紹介しましょう。
「沼田剣桜会の一般稽古」をご覧ください。少しずつですが,ご紹介してゆきます。H25.11.17 追記