[H23錬成会(1),錬成会(2),錬成会(3),錬成会(4)] ,[H23道連県予選(H23.5.8)] ,[H23松代藩文武学校杯(H23.8.22)] ,[H23スポ少北毛ブロック予選(H23.8.29)] ,[H23道場夏合宿(H23.7.22〜24)] ,[H23深谷剣道教室合同稽古(H23.7.30)] ,
東日本少年剣道交流錬成大会は,毎年ゴールデンウィークの三日間で開催しており今年で第十八回を迎えます。
沼田錬成大会とも呼ばれていますが,以前は水上温泉の観光会館で開催されていて,水上錬成大会と呼ばれていました。
大会内容は回を追うごとに充実してきて,今では関東の強豪チームに加えて,北海道,岡山など,東日本を越えて強豪チームに参加して頂いています。
一日目は廻り稽古,二日目はその結果を基にブロック分けしたリーグ戦,そして三日目にトーナメント戦で勝敗を決します。各チームこの大会から新しいシーズンが始まります。
大会中には,指導者交流稽古(初日,二日目)や懇親会(二日目)も行われ,道場間,指導者間の交流も盛んです。
夏休みには,二泊三日で道場泊の夏合宿が行われます。
みんなで稽古して,ご飯食べて,お風呂に行って,バーベキューして,スイカ割りして,宿題して,就寝までこわい話をして・・・・
父兄の方には食事のお手伝いをしていただいていますが,道場に一緒に泊まるのは先生方だけ。親元を離れて子供たちだけの合宿は,きっと心細いでしょうが,先輩たちがよく面倒を見てくれて,合宿が終わるころには,チームワークもバッチリに。
子供達の成長には欠かせない夏の行事です。
沼田市は上州真田ゆかりの里で,戸鹿野八幡宮は真田昌幸が戦勝祈願をしたとされている神社です。
剣桜会道場では毎年,戦勝祈願を兼ねて境内の大掃除をしていましたが,最近では地元の方たちの知るところになり,同じ時期に行われている自治会の夏祭りに招待して頂くようになりました。
昨年(H22)には,お祭りのイベントの一つとして,小学生上級生全員で木刀を使った稽古を披露しました。試合と違った緊張で,子供達の顔も幾分引きつっていたような気がします。
年末は道場の大掃除と祝勝会を兼ねたクリスマス会です。
クリスマス会での楽しみは,父兄の方に用意して頂いたごちそうと,お楽しみのプレゼント交換です。子供達数グループと指導者と,それぞれに嗜好をこらしたゲームでプレゼント交換をしますが,一生懸命考えた子供達のゲームには毎年わくわくさせられます。
ちょっとビックリなのは,指導者が用意する竹刀の人気が高いこと。真剣に剣道に取り組む子供達の姿勢には感心させられます。
昨年(H22)の稽古納めは12月30日でした。
年末もだいぶ押し詰まってからの稽古納めですが,例年全国の高校,大学で頑張っているOBが帰ってきて,楽しい稽古となります。
OBの皆さんは,会うたびに大人びて,剣道にも風格が出てきて,館長もこの日ばかりは,はじめから最後まで,OB達が飲みに出るのを見送るまで,笑顔が絶えません。
道場では剣道を教えていているだけではなく,剣道をとおして子供達が成長するお手伝いをしているのですね。
春休みに入ると卒業生を送る会。
毎年,嬉しくもちょっと寂しい送別会です。今年(H23.3)は高校に進学する卒業生が3名。二人が地元の高校に進学し,一人は九州の強豪女子高校に進学することになりました。遠方の高校に子供を送り出すのは心配なようですが,どこに行っても道場に関わりのある先生・先輩が面倒をみてくれるので,心配はいらないようです。
そんな環境を作ることも「指導者の責任だ」と館長は言われます。館長先生からすれば,どの子も実の子供以上に長い時間を過ごした子供達ですから,全員に充実した人生を送ってもらいたいと願っています。頑張ってください。